SSブログ

ソニーショック!ソニー今期最終赤字が2300億円|中国に買収される!? [時事]

スポンサーリンク




ソニーは17日の取引終了後、2015年3月期の連結最終損益2300億円の赤字と無配転落を発表しました。従来予想は500億円の赤字でしたから、大幅に赤字幅が拡大することになります。


ソニー赤字の原因は、スマートフォンの販売が苦戦したため、モバイル・コミュニケーション事業の営業権の減損処理のため、減損損失約1800億円を営業損失として計上することによるものです。

それに伴い、従来の1400億円の営業黒字予想から一転して400億円の赤字へ転落し、最終損益段階では損失幅が従来計画の500億円から2300億円へ拡大する見込みです。


ソニーの赤字で思い出されるのが、2003年4月下旬に株式市場を揺るがせた「ソニーショック」です。

当時の出井伸之社長が、04年3月期決算が3割減益になりそうだと発表したため、翌営業日の株価はウリ殺到で値がつかないまま、制限値幅下限のストップ安水準まで下落しました。

その後、翌々営業日までストップ安が続いたおかげで、4月28日には日経平均株価が、バブル崩壊後の最安値7607円まで値下がりするという歴史に残るような“事件”を引き起こしました。


ソニー赤字のニュースに対して、ネットの反応は次のようなものです。

昨年よりも1000億円も赤字増やしてるじゃん。

とりあえずTVは切り離さないとダメだろうな。

このニュースみて前から欲しかったicf-ex5mk2買った。応援したい気持ちが半分、生産中止になるかもという不安が半分。

ほぼ倒産しか道が無いな。ブランド価値なんて、もはや無いだろ。部門別なら買い手が付くかな?いずれにせよソニーの名前は消えるだろうけど。

倒産までは行かないよ、あのシャープだって生きてるだろ。このままだと会社の事業規模を縮小して細々と生き残るしかなくなるかもしれない。

スマホ事業で再生図る計画を知った時から、これはうまくいかないと思っていたよ。中国メーカーが台頭してくることがわかっていたからね。

独自OSって、PS3とかゲーム機ぐらいだよな。タッチパネル操作に対応してスマフォに持ってくるぐらいできそうなのに、それをやらないできないところが、ソニーのオカシイところ。

IT企業には無配かそれに近い企業が多いけどね。株主の言い分が「配当する余裕があるなら投資して業績を上げて時価総額を上げろ」だから。もちろんソニーの株主はそういうタイプじゃなくて、ソニー神話を未だに信じてる団塊ジジイが配当金目当てで長期保有するタイプだけど。

かなり手厳しい意見が多いですね。




一時期は、「平井社長の新戦略で商品は面白くなった」との声もあり、かつての輝きを取り戻し、経営の立ち直りが期待されたソニーですが、実際は経営改革が進められていなかった事になります。

市場では人気の高く、様々なアイディア商品を発表するソニーですが、経営に結びつかないのが、大きな弱点と言えます。


その一つの要因に、「独自の規格に頼りすぎて他社との連携が難しい」ため、市場からの撤退を余儀なくされる点があげられます。
例えば、ビデオテープ。1970年代、ベータ規格のビデオを発売しましたが、結局はVHSを超えることはできませんでした。
MDやダットなるメディアもありましたが、広く拡大することはありませんでした。

また、アイディアはいいのだけれども、製品としての完成度がイマイチで良く故障するのもソニー製品の弱点であり、ユーザーには面白そうだけど購買されないという悪循環に陥ることが多々ありました。


今回の赤字で、再びソニーショックが起きるのではという懸念が広がるだけでなく、中国企業に買収されるのではないかとの情報も飛び交っています。

中国企業からすれば、ソニーはネームバリューもあり、「欲しい企業」のひとつと言えるでしょう。

日本を代表するメーカーだけに、なんとか再生してほしいものです。



スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。