SSブログ

すき家が牛丼の値上げを発表!残業代の不払いは解消されるのか [時事]

スポンサーリンク




牛丼チェーン「すき家」を運営するゼンショーホールディングスは6日、8月27日から牛丼を値上げすると発表しました。


気になる新価格は、並盛りは税抜き250円を270円(税込み291円)に、その他の牛丼メニューも20~40円引き上げとなります。


すき家は、人手不足解消のための人件費上積みなどで、2015年3月期の連結最終(当期)損益が、1982年の創業以来初めて13億7000万円の赤字に転落すると発表、値上げが不可避と判断したようです。


すき家といえば、長時間労働などを敬遠して辞めるアルバイト店員らが相次ぎ、今年に入って最大約250店舗が一時休業したことが話題となりました。


さらには、ワンオペ店舗への強盗や残業代の不払いなど様々な問題が持ち上がっています。


4月の消費増税時にも、吉野家と松屋が牛丼を値上げしたのに対し、すき家は10円値下げしましたが、それが裏目に出て、アルバイト増員に加え、円安に伴う牛肉の輸入価格上昇で採算が悪化しました。


すき家の労働環境はすさまじく、7月には、非管理職社員の平均残業時間が月109時間に及ぶなど過酷な労働実態を報告されています。


すき家の労働環境を調査する第三者委員会は長時間労働を改善するルールの策定や「ワンオペ」の解消を「早急に実現すべきだ」と提言していました。


もともと200円台で牛丼が食べられるのは、夢のような話で250円が270円になってもあまり影響はないと思います。


それより、すき家の労働条件の悪さが報道されることの方がマイナスイメージであり、値上げは安易な打開策と受け止められるのではないでしょうか?



ワンオペ店舗では、店員が出てこないといった報告もありますし、部外の労働組合の主導によるストライキなどは企業として厳しい状況に追い込まれてしまいます。まずは、職場環境を安定させ、企業イメージとサービスアップに努めることがすき家には必要なことだと思います。


このままではブラック企業とも言われかねない状況であるということを経営陣は認識すべきではないでしょうか!?


スポンサーリンク



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。