統一球 違反球の波紋

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統一球 違反球の波紋が広がりそうです。
日本野球機構(ＮＰＢ)は１０日、１軍の公式戦で使用している統一球の反発係数が、統一球の上限である０・４２３４を上回る、平均０・４２６という数値であったことを発表しました。


統一球の問題は、ここ数年幾度となく取り沙汰され、昨シーズンには、いわゆる飛ぶボールであることがわかっていながら使われていた経緯もありました。
ここにきて、今シーズン使用していた統一球が違反球であったとすれば大きな問題になりかねません。
ＮＰＢは製造メーカーのミズノ社に原因究明を指示したそうですが、もっと問題は根が深いと思います。
この結果をプロ野球選手会はどう受け止めるのでしょうか。


ここ数試合、阪神タイガースの試合では異変とも言える状態が続いています。
とにかく点が良く入るのです。先日のヤクルト戦では１試合で15点取るなど、昨シーズンまでの貧打の面影はありません。
一方で、点も良く取られていて、すでに昨シーズンを上回る二桁得点を奪われるゲームを展開しています。その原因が統一球 違反球にあるとは思えませんが、明らかに昨年よりも「飛ぶ」ことに間違いありません。



日本の公式戦でもメジャー球を使うべきではないでしょうか。
ＷＢＣやメジャーで苦労する日本人ピッチャーも少なくない現状で、いつまでも日本の規格にこだわることもないのではないでしょうか。
世界に通ずる野球選手を育てるためにも、これ以上統一球問題でもめないためにも、メジャー球が一番です。
そろそろこの問題も解決しないと、ますますプロ野球離れが進むのではないかと思います。

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