田中邦衛引退報道の真実

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田中邦衛引退報道の真実　[芸能] [編集]

「北の国から」で知られる俳優、田中邦衛の引退報道が波紋を呼んでいます。

事の発端は、１１月１９日発売の週刊女性に、田中邦衛の俳優引退が報じられたもので、これに対し、フジテレビの「ノンストップ！」で田中邦衛の奥様がインタビューに応えました。

電話取材に応じた奥様によると「体力的に厳しい」と事実上引退を認めました。

田中邦衛は1932年11月生まれですから今年で81歳になります。

1957年に映画「純愛物語」でデビュー後、様々な映画やテレビドラマに出演し、最大の当たり役が「北の国から」の黒坂五郎は、お笑い芸人COWCOWの物まねに代表されるように、強烈で親しみやすいキャラクターになりました。

北の国からは、2002年に放送された「北の国から2002遺言」で幕を閉じ、最新作は2010年に公開された映画「最後の忠臣蔵」です。

また、ワンピースに登場する黄猿ことボルサリーノは、田中邦衛がモデルになっています。

ちなみに田中邦衛の長女はNHKのワシントン支局長です。

２年前までは講演会やイベントに出席していた田中邦衛も現在では、神奈川県内の閑静な住宅街で夫婦２人で暮らしているそうです。

俳優に引退はなく、高倉健も80歳を超えてなお現役で活躍しています。

今回の引退報道で一番驚いているのは田中邦衛本人かもしれません。

報道が過熱するのを避けるため、行きがかり上、引退をほのめかす発言となりましたが、気に入った役柄があれば、ふらっとスクリーンに戻ってくるのではないでしょうか。

あの独特のセリフ回しで、田中邦衛が私たちをスクリーンの世界に引き込んでくれる日はそんなに遠くはなさそうです。