センター試験廃止決定！ 達成度テストの創設でどうなる

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センター試験の廃止が正式に決定しました。

センター試験の廃止は、大学入試改革を検討する教育再生実行委員会が方針を固めたもので、センター試験の代わりに「達成度テスト」を創設するというものです。

達成度テストとは…
センター試験を廃止する代わりにどう導入される、達成度テストは、高校在学中に複数回受験できる「達成度テスト・基礎レベル」と現行のセンター試験に当たる「達成度テスト・発展レベル」の２種類が設けられます。

ある意味、運やツキに影響を受ける一発勝負のセンター試験では、真の実力がわかりません。
高校在学中に複数回受験できれば、その名のとおり学力の達成度が図れることが可能となります。

高校在学中の基礎レベルは、大学入試に直接利用されませんが、推薦入試やアドミッション・オフィス入試の参考となります。

センター試験に代わる入試直前の発展レベルでは、暗記中心のペーパーテストだけでなく、２次試験は面接や小論文で、リーダーシップや想像力などペーパーテストだけでは判断できない能力を判断することが検討されています。

また、ペーパーテストの結果も１点ごとに点数を示すのではなく、一定幅の段階評価とし、こちらも複数回受験できるようになる見込みです。

達成度テスト導入はいつから
共通一次試験から30年以上にわたって行われてきた大学入試が大きく変わることになる今回のセンター試験廃止ですが、現時点では導入時期は示されていません。
５年後になるというのが大方の予想ですが、詳細はこれから検討されるようです。

達成度テストの問題点
学生の真の実力を図るという趣旨には賛成ですが、一方で１年中受験に追われてしまうという懸念もあります。
日本が世界の国々の中で真のリーダーシップを図るようになるためには教育水準の引き上げはとても大切です。
今回の達成度テストの導入にはそういった背景もあるのだと思いますが、入試制度だけでなく、大学に入った後に本当に勉学に励む環境づくりも必要ではないでしょうか。

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タグ：センター試験 達成度テスト センター試験廃止